「音楽でパワーアップ!」第5弾は
アメリカの象徴。ロックンロールを世界に知らしめた最大の功労者であり、
ザ・キング・オブ・ロックンロールの称号をただ1人冠される、
20世紀を代表するスーパースター
エルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)
あまりにも伝えたいことが多いので、連載ものにします。というわけで今回はその@です。
半世紀以上前、人種差別など人種間の隔たりが今では想像もつかないほど厳しく、
白人の若者がごく当たり前に黒人の音楽を聴けなかったような時代。
エルヴィス・プレスリーという1人の青年によってその垣根は取り払われ、
ポピュラー・ミュージックは革命を遂げました。
それは今日のポップスの原点とも言うべき、
黒人のリズム&ブルースと白人のカントリーミュージックが融合された
「ロックンロール」誕生の瞬間でした。
1956年、エルヴィスが初めて全米TVに出演した時歌ったのは、
アップテンポにアレンジされた黒人のリズム&ブルースでした。
するとPTAや宗教団体から、白人らしからぬ彼のパフォーマンスに非難が殺到します。
しかしそれを見ていた若者たちは、「これぞ自分達の求めていた音楽」と食いつきました。
その後エルヴィスは大人たちの非難をよそに、またたくまにスーパースターへと成長していきます。
彼がいなければ、後のビートルズもローリング・ストーンズもエリック・クラプトンも
レッド・ツェッペリンもボブ・ディランもブルース・スプリングスティーンも
U2もボン・ジョヴィもエミネムも、
更にはその後に続く数多くのミュージシャン達も、この世に存在しなかったかもしれません。
例え存在していたとしても、今ある形とは違う形になっていたのではないでしょうか。
「エルヴィス以前には誰もいなかった」
とはジョン・レノンの有名な言葉です。
本名、エルヴィス・アーロン・プレスリー(Elvis Aron Presley)。
1935年(昭和10年)1月8日、ミシシッピー州トゥペロ生まれ。
幼少の頃から音楽好きで、機会あるごとに人前で歌っていました。
しかし高校卒業後はプロの歌手になることはなく、
劇場の案内係やトラック運転手の仕事をしていました。
1953年7月、18歳だったエルヴィスは、母親の誕生日に
自分の歌を録音してプレゼントしようと、
メンフィス・レコーディング・サービス(サン・スタジオ)の扉をたたきます。
そうです、これが偉大なる歴史の始まりなのです。
この続きは次回・・・。 お楽しみに。